伝統の技と技能の伝承
弊社には伝えるべきもの、伝えなければならないもの、伝え続けなければならないものがあります。
伝統の技
伝えていかなければならないもの、伝統の技がある。
耳を澄まし、手に取り、金属との会話をする。ここには研ぎ澄まされた感性と五感をフルに使ったモノづくりがあります。研ぎ澄まされた職人の手の感覚と経験だけが頼りのミクロンの世界、最高の技術と技をもって魂を込めた製品を作り上げます。
技能の伝承
「モノづくりは人創り。」
私たちは、弊社の持つモノづくりの魂を若い世代に伝えていかなければなりません。
弊社では、優秀な技能者の再雇用を行い、将来の有望な若い社員に技能を伝えていく取り組みを積極的に行っています。
伝統の技を伝える新しいモノづくりのかたち
伝統の技、技能の伝承に努めるとともに、ITや最新の技術を駆使して、従来の生産プロセスを改善し、生産性向上に努め、より付加価値のある優れたモノづくりを実現していきます。伝統の技と最新設備の融合により、弊社の技術を未来へと繋ぎ、さらに新しい技術へと変化を遂げていきます。
生産設備
最先端のマシニンングセンターから研削盤による超精密仕上まで、多種多様な製品に対応できるよう、様々な機械を豊富に保有しています。中でも、複合5軸マシニングセンターや複合旋盤など、最新の高精度かつ高機能な設備を有しており、ありとあらゆる部品加工を行います。
測定設備
加工・検査に必要な測定機はもとより、三次元測定機、真円度測定機、測長機、粗さ形状測定機をはじめ、工場顕微鏡や内視鏡など、幅広くサブミクロンオーダーの高精度な計測が可能な測定設備を自社で保有しています。
生産技術
2次元CADにより、製造工程の検討を行い、方案化するとともに、3次元CADから展開してCAMによりプログラミングを行います。CAMによってシュミレーションを行うことにより、マシンと製品に最適な条件を導き出すことができ、設計から加工までの立ち上がりがスピーディに行われます。生産技術と製造が一体となって、短納期・低価格・高品質なモノづくりが実現します。
生産管理システム
従来より製品の素材に関する記録から熱処理の記録、加工の記録、検査の記録まで、一貫してトレーサビリティ管理を行うことはもちろんのこと、スムーズな進捗管理と詳細なスケジュール管理により、スピーディにモノづくりをすすめることができ、お客様に満足いただけるサービスを提供することができます。
信頼と安心
平成14年1月、防衛に携わる中小企業としてはいち早く、ISO9001:2000認証を本社工場にて取得しました。その後、平成24年9月には環境への配慮にも積極的に取り組み、ISO14001:2004認証を本社にて取得。平成26年9月には、本社工場航空宇宙用精密機械加工部品の製造分野においてJIS Q 9100:2009認証を取得、令和元年には新設したマシンセンターも含め、3つの認証のもと運用しております。